以前は別のシステムが導入されていたそうですが、『そらうど』へリプレースした理由は何ですか?
大きな理由は組合(佐賀県貨物自動車事業協同組合)が作ったシステムだからです。組合にはたくさんの組合員がいますから、様々な要件や要望が上がってきます。それらのニーズを汲み取って作り上げられたシステムであるからこそ、我々運送会社にとって使いやすいシステムになっていると思います。
また、料金が安いことも魅力の一つです。これまでは高額なパッケージソフトを購入する必要がありましたが、この『そらうど』は月々のシステム利用料を支払うだけで良いですし、パソコンの基本ソフト(オペレーティングシステム)が変わっても改めてパッケージを購入しなおす必要もありませんから。
あと、クラウドなのでどこでも使えるというのは便利ですね。自宅からでも見れますし、会社に行かないと数字がわからないということもありません。
導入して良かった点など教えていただけますか?
弊社は組合を通してフェリー代やETC料金などを支払っているのですが、車両収支分析などで必要となるそれらの経費データがボタン一つで取り込めるのは便利ですね。従来ですと運行ごとに経費を1件ずつ入力する必要がありましたが、『そらうど』はボタン一つで数百件ものデータを一括で登録することができるので非常に助かっています。これらのデータを活用して分析表を出したりするのも、以前のシステムと比べて非常に柔軟に対応できています。『そらうど』はエクセルで作ったオリジナルの帳票と連動することができるので、こんな帳票や分析表がほしいとか、そういったニーズに完璧に応えられるんですよね。
利用されて、どのような部分でお役に立てていますか?
まだ実際にはやっていないんですが、『そらうど』には受注データを取り込める機能があるみたいで、これは早く使ってみたいと考えています。データの取込フォーマットもこちらで自由にカスタマイズできるので、荷主様に依頼することなく取り込めそうですし。
現在は一件ずつ手入力で受注を入力しているのですが、これが一括で登録できるとなると、格段に効率化できると思います。内容の変更なども今は度々発生しているので、この機能を使用するとしたら、恐らく月末に一回まとめて取り込むようになると思います。そうすれば確定分のみを取り込めるようになりますし、二度手間三度手間を省くことも可能ですから。